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2015.06.17

  • 海外現地レポート

ミラノ万博 EXPO Milanoご紹介

万博が開幕し、早1か月が経ちました。現地はどんな様子なのでしょうか?

実際に万博を訪問したミラノ在住の方の声をふまえてご紹介したいと思います。

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ミラノ市内の様子

ミラノ万博のイメージは、史上最大の食の祭典

東京ドーム24個分の広大な敷地に150以上の企業と国のパビリオンが並びます。
開催期間は2015年5月~10月の6カ月。 2000万人以上の来場者を見込んでいます。

各国のパビリオンは、展示スペースとフードコートで構成されています。
ミラノ国際博覧会開催期間中、全ての参加国は自国の食の豊かさや生産性を表現し、自国の名物料理・食品を味わってもらう機会を得るのです

例えば、日本のパビリオン「日本館」の1階の展示スペースでは季節ごとに変わる日本食の奥深さをアピール。フードコートでは、すき焼き、てんぷらうどん、ライスバーガー等の日本食が提供されています。

イタリア館では20を超えるレストランが並び、イタリアにある20州、それぞれの名物料理
を楽しむことができます。カンパニア州のレストランでは地元の伝統にちなみ、名物のモッツァレラチーズを丸ごと1個なんていうメニューもあります。ワイン館、スローフードのコーナーなどもありますので、訪れてみてはいかがでしょうか。

ミラノで世界の食を楽しむ

そのほか、ベルギー館ではベルギービール、ドイツ館ではソーセージ等々、ミラノにいながらにして世界の料理を一度に楽しめるのが魅力です。

現在、特に人気があるパビリオンは日本館、ドイツ館、カザフスタン館などです。
アラブ首長国連邦の、水の大切さを伝えるシアターも人気です。

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イタリア館

万博では、世界の異なる地域での食料不足の問題、食育の問題、遺伝子組換え物質といったテーマにいたるまで、食料に関する全てを含んだ広いテーマを扱っています。

楽しみながら食について学べる絶好の機会です。

食文化プロジェクトチーム