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2015.06.09

  • 海外現地レポート

高校コーラス部 ドイツ公演旅行

ヴァイマール訪問

2015年3月23日から29日までの7日間、兵庫県の私立女子高校コーラス部の海外公演旅行の添乗に行ってきました。 ドイツのフランクフルトからベルリンまでの約550㎞をバスで移動しながら、途中ヴァイマールとライプチッヒに立ち寄りました。 ヴァイマールは第一次世界大戦後、当時世界で最も民主主義な憲法であったヴァイマール条約が締結されたことで有名な都市です。 ヴァイマールでは、市長表見訪問と現地の特別音楽学校の生徒との交流及び、学内にてコンサートを行いました。

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ヴァイマール市庁舎前にて市長さんや市民の方に向けて数曲歌っている様子


ヴァイマールの市長さんは、生徒のみなさんの父親世代に当たるらしく、とても楽しそうに歌声を聞いて下さっていました。この訪問の様子は、現地のラジオや新聞でも取り上げられていました。 現地の特別音楽学校でのコンサートには、現地スタッフに市内のいたるところにポスターを貼ってもらったかいもあって、約300人もの方達が美しい歌声を聞きに足を運んで下さりました。なかなか拍手の鳴りやまない素晴らしいコンサートでした。 ライプチッヒでは、ニコライ教会というベルリンの壁崩壊へとつながるドイツの東西統一への第一歩となるデモが初めて行われたという歴史ある教会にてコンサートを行いました。 綺麗な教会にみなさんの素晴らしい歌声が響き渡り、とても印象に残るコンサートでした。

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ニコライ教会の様子

ライプチッヒ訪問

ライプチッヒにはニコライ教会の他にも、見どころはたくさんあります。今回は、バッハの眠る教会として知られている聖トーマス教会にてバッハのお墓詣りをし、ライプチッヒと縁のある偉大な音楽家と関係のある場所を訪れました。

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バッハのお墓に献花をしている様子

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ビルに描かれたライプチッヒの歴史を表す絵

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ブランデンブルグ門

最終地点のベルリンでは、有名なブランデンブルグ門、ペルガモン博物館、ポツダム広場などを見学し、夜にはオペラ鑑賞へ行きました。「魔笛」を見たのですが、斬新な演出で、持っていたオペラのイメージが変わりました。オペラを見るのは初めてという生徒さんも多く、良い経験が出来たのではないかと思いました。

大阪営業所
船木友香子