TOP / ニュース / ✈メールマガジン No.028✈

ニュース

News

2021.10.06

  • お知らせ
  • 東京本社

✈メールマガジン No.028✈

==============================
✈ATI メールマガジン✈ 2021年10月6日
==============================
発信: ㈱ATI メルマガ編集部  No.028
----------------------------------------------------------------------

今回のテーマ

【1】カナダ留学中の生徒の皆さん「ナマの声」アンケート

【2】夏休み「小田原SDGs学びの体験プログラム」報告

【3】世界のあれこれシリーズ「各国から見たオリンピック

【4】10月以降のプログラム&セミナーのご案内

----------------------------------------------------------------------

【1】 カナダ留学中の生徒の皆さん「ナマの声」アンケート

弊社では、名古屋にある高校1年生の生徒5名のカナダ1年間留学を今年8月よりお手伝いしています。

コロナ禍でカナダへ出発した皆さんは、渡航後14日間のホームステイ宅での隔離期間を経て、今、現地校にて本格的な留学生活をスタートさせたところです。

今回はそんな5名に渡航時の様子をアンケートにてお聞きしました。

1. 渡航時の様子について

エアカナダでの渡航中は食事時間以外のマスクの着用義務があり、機内にてマスクや除菌シートの配布もありました。
到着後は留学のための様々な書類について、英語で質問をされ、戸惑いながらも全員無事に入国手続きを済ませ、各ホームステイ先へと向かいました。

2. ホームステイ先での隔離生活について

隔離中はホームステイ宅にて過ごしていましたが、コミュニケーションの取り方は様々だったようですが、メール等も利用しながらホストとコミュニケーションをとっていたようです。

(以下、留学生の声)

●食事はホストファミリーと同じものを部屋に持ってきていただき、部屋で食べました。
もし足りない場合は連絡アプリ(LINEのようなもの)で伝えると追加で持ってきてくださいました。

●自分の部屋でご飯を食べていましたが、1人で食べる方が気持ちが楽だったので困ったことはありませんでした。

●隔離中はできるだけ部屋にいたのですが、連絡事項やご飯を持ってきてくださった時に喋るなど、 ホストマザーが気にかけてくださいました。でもお子さんと話すことができず、仲良くなれるか心配ではありました。

また、留学先の学校での課題などもあったようですが、その他は各自、自由な時間を各々過ごしていました。

有意義に過ごしていた生徒さんもいれば、隔離生活にストレスを感じる方もいたようです。

(以下、「何をして過ごしていたか」について留学生の声)

●だらだらゲームをしてしまいました。単語をもう少し勉強すればよかったです

●"勉強、掃除、ストレッチや運動、野球中継を見る"等

●慣れない環境であまり人と話せず、心配になって睡眠不良、頭痛、腹痛、食欲がなくなりました。
趣味もやる気も起きず、ストレスが溜まりました。

●友達と話していました。

3. 留学生活開始。カナダの様子について

コロナ禍でのカナダの生活は、日本と同様のマスクや消毒等はおこなっているものの、多少日本よりも、アンケートからは対応は緩和されているように感じられます。

(以下、留学生の声)

●現地校では黙食はしなくていいが、消毒液をもって巡回している職員がいます。

●マスクを着用していなくても日本の学校ほど厳しく指摘はされません。授業でも調理実習なども通常通り行われています。

●市街では屋外でみんなマスクを外しています。ワクチンパスポートがないとレストランや映画館に入れなくなりました

まだまだ留学生活が始まったばかりの皆さんですので、今後の生活にも注目していきたいと思います。

そんなカナダは、ワクチンを接種した渡航者はコロナ前と同様の電子渡航認証(ETA)で入国ができるようになりました。

世界ではカナダ以外にも少しずつ、入国制限を緩和している国が増えています。

ATIでは、恒例のACCIセミナーにて、今年はこれからの一歩を踏み出す!「アフターコロナを見据えた海外研修とこれからの教育」をテーマに、12月4日(土)14:00~(予定)にてオンライン開催をします。

現段階での、カナダやイギリスなどへの留学の様子をさらに深くご紹介してまいりますので、是非ご参加ください。(詳細は後日お知らせします)

【2】夏休み「小田原SDGs学びの体験プログラム」報告

人と人とのつながりによる「いのちを守り育てる地域自給圏の創造」(別添資料参照)をテーマに、小田原市は2019年にSDGs未来都市および自治体SDGsモデル事業に選定されました。

ATIでは、この小田原市のSDGsモデルを作り上げた加藤憲一前市長と小田原市企画政策課の方々と小田原SDGs学びの体験プログラム構想を進めました。

第一弾として、加藤前市長に3月5日(金)夜、オンラインにて"人の力がつくる、環境・経済・社会の循環 ~小田原にみる、地域資源の活かし方"をご講演いただき、学びを深めました。(本講演にご興味ある方は、担当社員までお問合せください。)

第二弾として、実際の小田原のSDGsを学ぶ"学びの体験プログラム"を8月24日(火)に実施いたしました。

このプログラムは、加藤前市長、小田原市の水産海浜課、エネルギー政策推進課、農政課、かなごてファームの小山田代表のご協力により運営され、漁業、農業、林業、エネルギー産業のリアルを学びながら進められました。

image003.jpg

image004.jpg

<参加した生徒の感動>

●プログラムに参加して、SDGsについての理解が深まり、さらに興味が湧きました。また、問題解決に地域全体が一体となって連携していくことの大切さを感じました。夏の思い出として、小田原の素敵な自然に触れ、お箸作り体験ができてとても楽しかったです。

●本日は大変貴重な体験をありがとうございました。漁業、ソーラーシェアリング、かなごてファーム、森林、葡萄畑、1日で学びを深める事ができ、将来を考えるきっかけになりました。自然への感謝、地球環境の保全等、今まで知らなかった事を知る良い機会となりました。

温暖化による海への影響、環境に優しい漁法、農業プラスでソーラーシェアリングを進める意味、再生可能エネルギーの推進やEVカーシェアリングの必要性、そして、高齢化で進む耕作放棄地を再生させていくこと。このような現場を見聞きすることは、問題解決への地域全体への連携やリアルなSDGsを知ることです。そして参加された生徒さんからの感想を読むと、『SDGsを学ぶ』ということは、自分の将来を考える機会であり、自然、地球のことを考えていく機会だと感じます。

このプログラムの最後に、耕作放棄地を葡萄畑に再生させている加藤前市長の話を真剣に聞く生徒さんの姿からより感じました。

ATIでは、日本全国のSDGs未来都市や地方活性化を進める自治体とのネットワークで、学びの体験プログラムを進めております。先生方のご要望がございましたら、お気軽にお問合せください。

【3】世界のあれこれシリーズ「各国から見たオリンピック」

今回は、「各国から見たオリンピック」の様子を世界の様々な地域に在住している日本人の方にお聞きしてみました。

メディアの伝え方や国の規模、地域柄等によりオリンピックの捉え方も異なります。

オリンピックの意義や世界の背景を垣間見ることができるアンケート結果となりました。

アメリカ(シカゴ・シアトル)

コロナ騒ぎや、有名な選手があまりいなかったことなどで、例年よりも盛り上がりに欠けていた印象です。

放映権を持つNBCテレビでは、日本独特の文化も紹介されていて、東京オリンピックは「日本紹介」という意味合いもあったように感じています。

そんな中でもアメリカで人気だったのは、水泳、体操、陸上競技、飛込みなどです。

パラリンピックでも最も人気が高かったのは、車椅子バスケットボールでした。

オリンピックでは、普段耳にしないマイナースポーツへの関心度も上がり、広める大きなチャンスとなっているようです。

イギリス(ウェールズ)

イギリスが強い競技は、水泳関係・ボクシング・レスリング・自転車・馬術・カヤックなど。

メダルを取った選手もたくさんいましたので、明るいニュースが入ってきて嬉しかったです。

ウェールズで特に注目されたのはボクシングで、女子で金メダルをとったLauren Priceさんが一番人気でした。

地域の小学校ではTokyo Olympicsのポスターコンテストが行われ、在ウェールズ日本名誉領事が表彰に訪れていました。

メディアでは、選手たちが日本のボランティアの素晴らしいおもてなしや、選手村のコンビニを絶賛していました。

image008.jpg

イタリア

イタリア選手がこれだけ陸上で活躍するなんて誰が予想したでしょう?

特に陸上高跳びのタンベーリ選手のメダルに感動しました。リオオリンピックを目前に左足踵を負傷し、手術やリハビリと苦労した人です。

カタールのバルシム選手と最後まで残り、審判に尋ねて、金メダルを二人で分け合いました。バルシム選手とは長年の友人、二人とも負傷で苦労してきたので、お互い最高の褒賞である金メダルを一人だけのものにはしたくなかったとのことです。

image017.jpg

スウェーデン

陸上競技と水泳と女子サッカーが盛り上がりました。特に女子サッカーは、金メダルが期待されていて、銀メダルになったのが残念でした。

陸上競技は、円盤投げと棒高跳びが金メダルで、これは二人とも余裕のある勝利でした。

フィンランド

「冬のスポーツが強い国」ということもあり、夏季オリンピックで特別盛り上がっていた印象はなかったですが、普段放映されないようなスポーツクライミングやスケートボードの種目が見られたのが良かったようです。

国営放送(Yle)のスタジオは日本を意識したセットで飾られ、力が入っていました。(画像はGoogleより)

image010.png

オーストラリア

獲得した金メダルのほとんどは水泳でした。また、セーリング、サーフィン、カヌーといったオーストラリアらしい競技も注目されていました。ローイング(Rowing)も人気で、男女ともに金メダルをとりました。

日本とは時差が少ないので、東京オリンピックへの親近感はあったように思います。

ニュージーランド

7つの金メダルを獲得し、7人制ラグビーやボート等が国内では盛り上がっていました。

マレーシア

先のロンドン、リオでは高飛込みでどちらもメダルを獲得していましたが、東京では決勝で最下位の結果になりました。

また、バトミントンは一番の注目競技でしたが、今回は男子ダブルスの銅メダルのみの結果となりました。

その他、男子ケイリン(競輪)でモハマド・アシズルハスニ・アワン選手が、銀メダルを獲得しました!

注目されていた競技は、テレビ放送やネット配信でライブで観戦ができ、興味のあるマレーシア国民は釘付けになっていました。

フィリピン

国民の多くはオリンピックは知っていますが、出場選手が少なく有名選手ではないため、興味のある方はほとんどいませんでした。

唯一、女子重量上げのヒディリン・ディアス選手がフィリピンで史上初の金メダルを獲得し、ニュースでも大々的に取り上げました。

【4】10月以降のプログラム&セミナーのご案内

20210917pistoia.jpg

2021年11月3日(水)イタリア・ピストイア幼児教育オンラインセミナー

「子どもも大人も街が好きになる ピストイアの幼児教育コミュニティー」

セミナー日時:2021年11月3日(水)17:00~19:00

参加費:4,400円(税込)

ピストイア市はイタリア中部の中都市で、幼児教育先進都市の一つです。

子どもたち、保護者、家族をつなぐ街全体での教育に重きを置いた、ヨーロッパでの注目度が高いピストイア市の幼児教育コミュニティーについて、現地からオンラインで講演いただきます!

詳細はこちら→ <https://www.ati-jp.com/news/2021/09/2021_09_17_175345.html> https://www.ati-jp.com/news/2021/09/2021_09_17_175345.html

アントレ塾、プレオープン講座のご案内

民間企業での経験から公立高校の授業を変え、アントレ授業を進めた教育改革者、岡部佳文先生がアントレ塾を開講!

202111007entrepreneur.jpg
画像をクリックすると講座詳細PDFが開きます

画面トップに戻ります

■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓■

発行:株式会社 ATI
編集人:桶川友里恵・三芳馨・山口清華・萩原珠未・川村裕子・久保田大洋
住所:東京都千代田区岩本町2-4-1 神田岩本町プラザビル4
電話番号:03-5829-6396ファックス:03-5829-6397
※このメールマガジンに関しまして情報提供、ご意見・ご感想は、ツアー担当者までご連絡ください。当メールは日頃お世話になっている学校の先生方、また弊社セミナーにお越しいただきました皆様にお送りしております。
配信を希望されない場合は、お手数ではございますが、発信元担当者までメールにてお知らせください。
■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓■
◇掲載の記事・写真・図表などを無断で複製・転載・転送・配信することは著作権法により禁じられています。