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2020.07.27

  • 東京本社

✈メールマガジン No.8✈

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  ✈アサヒトラベルインターナショナル メールマガジン✈
   2020年7月 27日
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発信: ㈱アサヒトラベルインターナショナル メルマガ編集部   No.008

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今回のテーマ
【1】各国の現状「フランス編」
【2】ヨーロッパ各国の最新情報
【3】8月22日(土) フィンランドオンラインセミナーのご案内
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【1】 各国の現状「フランス編」

今回は、ヨーロッパへの修学旅行、また、フランス語を履修している生徒さんの
語学研修などで訪れる、フランスの情報をお届けいたします。フランス観光開発機構、
金田レイラ様にお話をお伺いいたしました。

●フランスのコロナ発生から今までの国の動きについて
3/17 ロックダウン開始
5/11 ロックダウン緩和
    外出自粛の緩和。カフェやレストランをのぞく商店の再開。教育施設の再開。
6/3 カフェやレストランも営業再開
6/22 フランス全土で映画館、カジノの営業再開
再開には衛生上の配慮を整えることが求められる。
また、コロニー・ド・ヴァカンス(長期休暇期間に児童が過ごす林間・海浜学校)では
児童の受入れが可能になる。
7/11 フランス本土における衛生上の非常事態宣言の終了
・河川クルーズの運行が再び認められる。欧州の複数国の港に寄港する海洋クルーズは、
省令で定められた定員以内の船舶であれば、関係国との調整において今後の運行再開
が決められる。
・スタジアムおよび競馬場は5000人内の規模であれば観客を入れられるようになる。 
劇場など1500人を超える集まりは届け出の対象となり、必要な配慮がとられることを
保証しなければならない。
・大規模イベント、スタジアム、劇場における集客の人数制限を5000人とすることは
原則として9月1日まで続けられる。
フランス国内での新たな疫学調査が7月中旬に実施され、8月下旬に制限緩和が可能
か決定される。

9/1日以降 新たに出される疫学状況の評価次第で、秋の新年度スタート時に
以下の緩和が行われる
・フェア、展示会、見本市会場の再開
・5000人を超える規模のイベントの認可
自転車レース、ツール・ド・フランスも8月末からの実施が決定いたしました。
・疫学状況の評価次第で、ディスコ、国際海洋クルーズの再開

累計感染者数:174,674人/死亡者数 30,152人
フランス保健省のサイト フランスの感染状況・地域ごとの状況等がご確認いただけます。
(フランス語)
https://dashboard.covid19.data.gouv.fr/vue-d-ensemble?location=FRA

●現在のパリ市内の様子について

現在は、感染症対策を講じながらではありますが、カフェやレストラン、観光地が再開して
いますが、いまだ、多くの人が公共交通機関の利用を避け、できる限りテレワークを実施
しています。
カフェやレストランは店内席を減らしなるべくテラス席を増やすようにしており、
セーヌ川や運河沿いの遊歩道など屋外でゆったり過ごせる場所が人気です。
エッフェル塔は再開しましたが人数制限を実施し、エレベーターの利用を休止、
2階部分へのアクセスも休止しています。
その為、階段704段を登って1階部分の見学のみ可能です。
約4ヶ月間休館していたルーヴル美術館は、7月6日に再開しました。

© Musée du Louvre  Antoine Mongodin.jpg© Paris Tourist Office.JPG

↑ルーブル美術館(左)と、パリ市観光局のオフィス(右)の様子です。
マスクをつけ、カウンターには、アクリル板の仕切りがおかれています。

多くの観光地では、感染症対策として、手のアルコール消毒、マスク着用、
1mのソーシャルディスタンス、見学日時指定の事前チケット購入、トイレやドアノブなどの
定期的な消毒が実施されています。

レストランでは
・テーブル間隔は最低1メートル開けています。
・メニューは一度きりの使用に限られます。
・室内と厨房ではマスクの着用が義務付けられます。
・1テーブルあたりの客数は10席以内としています。
・ドアノブやトイレなど不特定多数の方が触れる場所は1日に6回程度の消毒を
実施しています

パリでの観光地やイベントの場では
・物理的な接触を減らすため、オンラインの予約とEチケットを推奨しています。
・クロークサービスを中止し、除菌ジェルを設置しています。
・マスク着用が推奨されます。
・ソーシャルディスタンスを取るための印が設置されています。
・入場者数をカウントし、適切にコントロールします。
・清掃は今まで以上に頻繁に、そして丁寧に、新たな衛生基準に即して行われています。
(2~4時間ごと)
・単独や二人、もしくは家族や小さなグループ単位のアクティビティを推奨しています。
(グループ受け入れの拒否など)

●ロックダウン中、フランスらしさを感じたエピソード

①ロックダウン中、美食の国、フランスの国民は、一人当たり平均2.5kg太ったらしい
といわれています。

②外出が禁止されていた期間でも「犬の散歩」は許可されていました。
その為、近所で犬を貸し借りして交代で外出をしていたという話をよく聞きます。

③ロックダウン解除後はバカンスシーズンに向けてキャンピングカーの売れ行きが好調!

●現在の教育機関の運営状況はどうですか?

感染症対策を実施したうえで一度に全生徒を受け入れないように時差授業を実施し、
毎朝の検温を義務化しています。
外国人を受け入れている私立の語学学校も6月中旬より再開を始めていますが、
VISAの交付再開はまだ未定です。

教育機関やその他の施設には、このような基本的な感染対策が掲示されています。
内容としては下記の通りです。
・定期的な手洗い
・咳やくしゃみをするときは腕やハンカチで口を押える
・ティッシュは一度使ったら捨てる
(日本人と違い、海外では同じティッシュを何度も使う人がいるので。)
・挨拶の握手やキスは控える

gestes_barrie_res[1].jpg

●今後の旅行や留学に関しての状況
7/1から日本を含む15か国からの渡航を緩和しました。日本からの入国制限も
解除となりました。
「国際移動適用除外証明書」及び「新型コロナウィルスの症状がない旨の宣誓書」の
携行や14日間の自主隔離も不要となりました。これについては、今後、2週間毎に
見直しを行う予定です。

現時点では、フランスから日本へ帰国時には、これまで同様、PCR検査と、
自宅待機などの制限がございます。詳細は、下記、外務省の海外安全ホームページを
ご確認ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C057.html

★補足情報
渡航できないいま、フランスを感じられるサイトをご紹介いただきました。
フランス観光開発機構様のTwitterでは、現地事情やVR動画などを発信しておりますので、
フランスの旬な情報や観光情報を入手できます。皆さんも、旅行気分を味わいに、
是非アクセスしてみてください!https://twitter.com/franceiine

フランス観光開発機構Twitter.jpg

【2】ヨーロッパ各国の最新情報
  現地の手配等でお世話になっております、ミキトラベル様より、ヨーロッパ各国の現在の
  状況についてお伺いしました。下記リンクをご確認ください。
https://drive.google.com/file/d/1O7ikvceSS7qksDhfqRxRjJFMZuDxKoCY/view?usp=sharing

【3】8月22日(土) フィンランドオンラインセミナーのご案内
~これから求められるフィンランド流時間の過ごし方~
フィンランドでの働き方や時間の使い方等についてお話頂く予定です。

日時::2020年8月22日(土)15:00~17:00
参加費:無料
講演者:モニカ・ルーッコネン様(通訳:中田あず紗様)、堀内都喜子様
お申込み方法:下記お申込みフォームよりお申込みください。
https://www.ati-jp.com/news/2020/07/2020_07_16_190924.html

今、コロナ禍の状況で、世界的に新しいライフスタイルが求められています。
日本でも、あらゆる分野での環境や価値観の変化が必要となっている状況です。
この目指すべき一つのモデルがフィンランドです。
フィンランド大使館の堀内都喜子様とモニカ・ルーッコネン様から、
この新しいライフスタイルへのヒントをオンラインセミナーを通じてご教示いただき、
日本とフィンランドについて学ぶ機会を作れればと思います。

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FINオンラインセミナーのご案内(8月)_0715_裏面.jpg

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発行:株式会社アサヒトラベルインターナショナル
 編集人:桶川友里恵・木村奈々・萩原珠未
 住所:東京都千代田区神田東松下町13 神田プラザビル7F
 電話番号:03-3526-3581 ファックス:03-3526-3582 

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