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2020.06.12

  • 東京本社

✈メールマガジン NO.3✈

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✈アサヒトラベルインターナショナル メールマガジン✈
2020年6月15日
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発信: ㈱アサヒトラベルインターナショナル メルマガ編集部   No.003
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今回のテーマ
【1】各国の現状 「イギリス編」
【2】ニュージーランド最新情報
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今回はイギリスを中心に、コロナウィルスの影響が比較的大きかったといわれるヨーロッパから、ロンドン、チェルトナム、ウェールズ在住の3名の方に各地の様子についてお話を伺いました。
イギリスは個々の地域によって対応がかなり異なるようです。ヨーロッパ各国でも、音楽祭などの様々なイベントが中止となりましたが、2021年の開催に向けて少しづつ動き出しています。

また、前回ご紹介したニュージーランドは、レベルを1に引き下げ、ほぼすべての日常が戻ってきました。

【1】各国の現状「イギリス編」
●イングランドのコロナ発生から今までの国の動きについて
3月23日から完全にCloseされロックダウンが始まり、かなり急な印象でした。
スーパーの店頭から完全に無くなったものはトイレットペーパー、ハンドソープ、除菌剤、パスタ、缶トマト、卵、小麦粉、牛乳などです。

その後、感染者の死亡者数が多く、アメリカに次いで世界で2番目に死亡者数が多い国になってしまいましたが、徐々に死者数が減少していることから、5月半ば以降、段階的にロックダウンを解除させています。

〇第1段階:在宅勤務が不可能な人の出勤が奨励。
可能な限り公共交通機関を避ける。
屋外の運動を制限解除。ただし,社会的距離を破ると罰金を増額。
○第2段階:6月1日から、店舗の段階的な再開や小学校に再開。(←現在はこの段階)
○第3段階:最速で7月から一部のホスピタリティ産業及び公共の場を、安全性と社会的距離が守られることを前提に再開

英国政府HP:https://www.gov.uk/coronavirus

●ロックダウン中、イギリスらしさを感じたエピソード
1. イギリス人は規則を守る。
スーパー入店前に店の外で2mずつ間隔をとって並び、店内でも2mのソーシャルディスタンスが必要です。
1人お店から出てきたら1人入れます。店内の床には矢印が書かれていたり、線が引かれていて、逆行してはいけません。商品が置いてある場所がわからないと悲劇です。
欲しい商品の棚にお客さんがいたらその人が移動するまで2m開けて待たなければなりません。
支払いはなるべくカードで済ませます。イギリスでは、クレジットカード使用の際に暗証番号を打たず、£30までなら日本の交通系カードのように、クレジットカードをタッチして支払いをできるシステムがあるのですが、コロナの事態を受け、接触を防ぐためこのタッチの支払いの上限金額が£45に引き上げられました。

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屋外の商店街にも矢印が!

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2.イギリス人はマスク嫌い?
ニュースで「マスクの効果」について連日議論されていました。イギリスでは当初マスクをしている人が殆どいなく、予防のために私がマスクをして歩いていたら「感染したの?」と聞かれました。今はマスクの有用性が広まり、スーパーでは、マスク+フェイスシールドという店員もいます。

3. 英国人は親切。ボランティア精神が素晴らしい!
3月23日のロックダウンから緩和されるまでの5月末は70歳以上の方々は一切外出禁止でした。
(早朝のみスーパーにお年寄り枠があり生活必需品の買い物ができ るというシステムがつくられました。)
すると、あっという間にボランティアネットワークができ、高齢者や外出できない人へ、買い物代行や孤独感を減らすため、毎日の電話、食事を届ける活動などをしています。

●イギリスの今後について
イギリスは州により、対応が様々です。上記のイングランドとは異なり、スコットランドやウェールズ、北アイルランドの各当局は、現時点でも労働者の職場復帰、運動目的以外での公園訪問に対する規制も解除していません。イングランドから他の州へ移動しないよう、英国政府からも通達がでています。
また、イングランドでも小学校を再開させることに賛否両論あり、個人的に学校を休ませる保護者も多いそうです。

●現在のウェールズ州の町の様子について
ウェールズでは、「Stay Home」から「Stay Local(自宅から8キロ圏内)」へと緩和され、6月1日月曜日から同じ地域に住む2世帯が屋外で会うことができるようになりました。まだカフェはテラス席またはテイクアウトのみ再開したお店を見かけるようになりました。天気が良い日が多いので日光浴を楽しむ人も増えてきました。

ウェールズの小中高の学校の全学年が、時差登校やグループ授業で工夫しつつ、6月29日から再開されることが発表されました。
今後は、義務教育もオンラインの授業・学校での授業を混ぜ、学生やスタッフの安全を第一に、あらゆるサービス面でのデジタル化や、ブレンド型学習を取り入れていく意向のようです。

【2】ニュージーランド最新情報
No.002にて、みなさまに情報発信をいたしましたニュージーランドですが、6月8日(月)に17日間連続で新規感染者がゼロ、国内でのコロナ感染者もゼロとなり、国内からコロナを撲滅できだという発表がありました。
それに伴い国の警戒レベルも1(特段の制限がなく、仕事、学校、スポーツ、国内旅行等ができる)に引き下げられ、ほぼ通常の生活に戻り始めました。

https://covid19.govt.nz/assets/translations/COVID-19-Alert-Level-Chart_16-APR-Japanese.pdf

引き続き、外国人の入国については、原則として許可されず、到着する全ての人に対し、14日間の隔離措置が行われる為、入国規制に関しましては、大きな動きはありませんが、オーストラリアとの二国間の国境封鎖を解除について、検証が始まり、その後、他国との国境封鎖についても少しづつ検証されていく予定です。
いつごろになるか、ということについては、様々な見解があり、今後の動向が注目されます。
また新しい情報が入りましたら、皆さまにご報告いたします。
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