4月中旬、大学生のグループを連れてアメリカ東海岸“ボストン・ワシントンD.C.”に行ってきました。英語研修ということもあり、このグループの引率教員はアメリカ人の先生、各都市のツアーガイドもアメリカ人、常に英語に触れる旅となりました。
アメリカの歴史が詰まった古都ボストンは「日本最初の自由独立人」と言われる新島襄(Joseph Hardy Neesima)の人格と思想を形成した地であると聞けばこの街にますます親近感がわくことでしょう。
海外渡航が禁止されていた1864年6月、函館から船出した新島は途中幾多の偶然と幸運に恵まれ、翌1865年(慶応元年)7月にボストンに到着、ボストンでも屈指の高級住宅地ビーコンヒルに邸宅を構える新島の「アメリカの父」A.ハーディーに迎え入れられます。ハーディーは当時のボストンで支配的だった会衆派(プロテスタントの一派 Congregationalism ピルグリムファーザーで知られるピューリタニズムから派生)の篤信であり、彼の庇護を受けた新島は会衆派の名門高校Phillips Academy、さらには同じく会衆派の名門Amherst College、Andover Theological Seminaryへと進学することになります。
8年間のアメリカ留学を終え「自由の愛好者」を自ら名乗るようになった新島は、会衆派のミッションである「アメリカン・ボード」(当時A.ハーディーが理事長)から宣教師に任命されて横浜に到着、その後は宗教家、教育者として「リベラリスト(自由人)」育成を目指して、同志社英学校(同志社大学の前身)を設立します。さらに同志社大学設立運動を続けますが、徳富蘇峰らに10か条の遺言を託して1890年に46歳で死去しました。
普段のボストン観光では見逃してしまいそうですが、ボストン市内に残る新島襄ゆかりの地の写真を一部を紹介します。


レンガ建て住宅と石畳、ガス灯が美しいビーコンヒルの 4 Joy St.に位置する旧ハーディー家はいわば新島のホームステイ先
ボストン郊外のレキシントンにあるハンコック教会。
この会衆派の教会で新島が1874年に初めて説教を行いました。
そして次の目的地は、首都ワシントンD.C. 計画的に作られたこの街は、豊かな緑と白亜の建物が非常に美しい街です。

また今年は日本から友好のために贈られた桜が、ワシントンD.C.に来て100周年を迎えたということもあり、各所に100周年記念のポスターやお土産を見ることができました。残念ながら、私達が訪れたときにはすでに桜のシーズンは終わっていましたが、桜の木には青々とした葉が茂っており、また違った美しさを楽しむことができました。
ワシントンD.C.には、約1億4000万点以上もの展示物がテーマ別、建物別に所蔵されている「スミソニアン博物館」があります。

膨大な数の絵画が飾られている国立美術館、地球や動物、人類の歴史について学べる国立自然史博物館、アメリカの歴史を学べるアメリカ歴史博物館など、1.2kmにも及ぶ広大な敷地の中に魅力的な博物館が多く並んでいます。最も規模が大きいのが、航空機や宇宙船の歴史を展示している「国立航空宇宙博物館」です。
私達がワシントンに滞在しているちょうどその時、ケネディ宇宙センターでの任務を終え引退したスペースシャトル「ディスカバリー」が、この国立宇宙博物館に貯蔵されるためにワシントンD.C.に来ていました。その運ばれ方に、街中の人々が興味津々!なんと、スペースシャトルが飛行機の上に乗って運ばれて来るのです。その姿を一目見ようと、多くの人が外に出て空を見上げていました。ラッキーなことに、私達もその姿を見ることができ、学生達も大喜びでした。
アメリカの歴史的な部分に触れることができ、そして「今」しか体験できない、見ることのできないものに出会える、アメリカ東海岸の英語研修でした。
大阪営業所 三芳・秋吉
みなさんはオーストラリアといえば、何をイメージされるでしょうか?
羊がたくさんいる牧場のイメージ、エアーズロックなどの雄大な自然、先住民族アボリジニ、グレートバリアリーフ、コアラなどの野生動物、または長く美しいビーチ沿いに高層ビルが立ち並ぶリゾート都市…..。今回はリゾート都市、ゴールドコーストのおススメスポットについてご紹介いたします。
2012年2月、クイーンズランド州にあるゴールドコーストへ行ってきました。南半球に位置するオーストラリアの季節は真夏。サーフィンの街ゴールドコーストの中心地は大勢のサーファーで賑わい、強い紫外線も気にしないテラコッタ肌のオージーたちは、夜はナイトクラブへ出掛ける、そんなリゾート感たっぷりの街でした。街の中心部サーファーズパラダイスには、Quick SilverやBillabong, RIP CURLなどオーストラリアを代表するサーフブランドのお店があちらこちらにあります。
ゴールドコーストへは、日本でもよく知られている格安航空会社 JET STAR 航空で行ってきました。ドリンク、食事、毛布のサービスなど全て有料ですが、持込は自由なので、自分好みに過ごせる良さがあります。他社に比べて男性客室乗務員が多く、親切でフレンドリーな印象を受けました。
さて、ゴールドコーストは不動産投資の場所としても有名で、海を見下ろす高層マンションや運河沿いに専用船着き場のある豪邸が建っています。観光客に人気のリバークルーズでは、ガイドさんが指差して「あの家は有名映画スターの○○さんの家、その隣は世界的な大企業○○の社長の家。」などと説明してくれます。家といっても別荘なので、人の気配がない家が多かったですが・・・。
天気が良ければ、サーファーズパラダイス中心地にそびえ立つ80階建てのQ1ビルの展望デッキ、スカイポイントよりゴールドコーストのパノラマを一望するのがおすすめです。77・78階にある展望デッキへは、日本製の高速エレベーターで40秒程であっという間に上がれます。そこにはカフェがありますが、夜にはオシャレに着飾った地元の人達がお酒を片手に、夜景を楽しむバーに変わります。また、『スカイポイント・クライム』という専用着を着て、地上270mの屋上階を腰にハーネスをつけて階段や足場を歩くアクティビティにも参加しました。一緒に参加した人の中には若干高所恐怖症の人もいましたが、頂上に上がるころには慣れて、景色と自然の風の気持ち良さに感激していました。
そしてオーストラリアといえば、コアラ、カンガルーなどの動物と触れ合ったり、羊の毛刈りショーを見る牧場ツアーも人気があります。今回はカランビン・ワイルドライフサンクチュアリとパラダイスカントリーに行ってきました。コアラ保護の観点から、抱っこが出来ない州が多いのですが、クイーンズランド州ではコアラを抱っこして写真を撮ることができます。
パラダイスカントリーでは観光客向けとして再現されたものですが、オパール発掘体験や砂金探し体験ができます。砂金が出てくるかどうかは運次第ですが、大きいものから小さいものまで研磨される前のゴツゴツした天然石が含まれています。パワーストーンが好きな方にはぜひお奨めです。
夜は『アウトバックスペクタキュラーディナーショー』へ。アリーナでストーリー立ての妙術な乗馬ショーを見ながらのコースディナーです。入場時にプレゼントされるカウボーイハット型の麦わら帽子を被ってショーを楽しみます。タイミングよく食事と飲み物が運ばれ、おいしい食事をいただきながら迫力満点のショーを観覧します。(写真撮影禁止だったので、写真を載せられないのが残念です・・・)
おすすめスポットは他にもまだたくさんあり、ここで全てをご紹介するのは難しいですが、ゴールドコーストは子供から大人まで幅広い世代が楽しめる都市です。ハネムーナーはビーチへ、ホームステイの学生さんは牧場見学へ、ビジネスマンは仕事帰りにビーチ沿いのバーで一杯。等々、過ごし方の選択肢はたくさんあります。
帰りのフライト時間は9時間ほどですが、時差は1時間なので朝に出発するとその日のうちに帰国できます。言葉も季節も全然違う国ですが、意外と近くに感じられました。
教育研修部 富永
2012年2月、ケアンズに2泊4日で研修旅行に行って参りました。
成田からジェットスター航空で夜に出発し、現地に翌日早朝に到着します。
日本とは反対の南半球に位置するケアンズは、2月は夏になるので、寒い冬を逃れて暖かい場所へ行きたいお客様におすすめです。ただし、2月は雨期にあたります。天気予報もなかなか定まらず、私の滞在中も予報はずっと雨だったのですが、到着日の早朝に降っただけで残りは快晴の旅行日和でした。
ケアンズ市内はとても小さく、目立った観光箇所はあまりありませんでしたが、周辺の観光については、グレートバリアリーフの海が見られるグリーン島滞在、ケアンズの熱帯雨林を鑑賞できるキュランダ観光、朝日を眺める熱気球ツアーなどとても充実しています。
私がおすすめツアーは、キュランダ観光です。
ケアンズ市内からキュランダ村に行くには主に2つ方法があります。1つはキュランダ鉄道という観光列車で行く方法、もう一つはスカイレールというロープーウェイで行く方法です。
今回私は行きにスカイレールに乗車しました。上から見る熱帯雨林は緑の絨毯のようでとても迫力がありました。熱帯雨林は雨が降ると緑がよりきれいになるそうなので、雨期の時期にはおすすめです。キュランダ村は小さいですが、マーケットにかわいいお土産物屋がたくさんあるので、散策しながら掘り出し物を探してみてはいかがでしょうか。また、動物園もあり、コアラを抱っこして写真を撮ることもできます。
戻りはキュランダ鉄道に乗車しました。クラシックな雰囲気の列車になっていて、1等と2等があり、1等は2人掛けのソファ席となっていてハネムーンの方などに人気があるそうです。私は2等に乗車し、途中、滝が見えるスポットで少し停車したりしながらゆっくりとケアンズに向かって進みました。
今回私が紹介したキュランダはケアンズのほんの一部で、その他たくさんのツアーや見どころがあります。機会があれば是非一度訪れてみて下さい。
業務部 木村
2011年12月、大阪外語専門学校で観光学やホテル学を専攻している学生さんを連れてグアムへ行きました。日本から最も近いアメリカ“グアム”には、日本からも多くの観光客が訪れます。そのため、ホテルや空港、レストランやショッピングモールなどでも、日本語を話すことができる人は多くいます。そんなグアムで、ホテルのインターンシップを行いました。


グアムは日本の淡路島と同じくらいの大きさで、日本から飛行機で約3時間のところに位置している常夏の島です。1日に1回ほど、時季によっては“スコール”と呼ばれる大雨が降ることもありみんなが驚きますが、15分ほどで止み、また青空が広がります。空気もカラッとしているので、服もすぐに乾きます。何よりも魅力的なのが、青々とした海と白い砂が美しいビーチです。浅瀬で波も低いため、小さなお子様でも楽しめます。


さて、ホテル研修の内容をお話します。
今回は「グアム・マリオット・リゾート&スパ」にて研修を行いました。まずは机上研修を行い、「ホテルとは?」「文化の違いとは?」「コミュニケーションとは?」などをテーマに、お話をしていただきました。学生も意見の交換や発表をしたり、質疑応答をしたり、真剣にメモを取ったりと、非常に意欲的でした。「文化の違い」では、とても興味深いお話がありました。例えば“リンゴは何色?”という質問に、日本人は“赤”と答えますが、アメリカ人は“青”と答え、“虹は何色?”という質問だと、日本人は“7色”と答えるのに対しアメリカ人は“3色”と答えます。「同じものを見ていても、文化が違うと違って見える」というものです。それはつまり、お客様の満足はそれぞれ違い、サービス業にマニュアルがないということに繋がります。
そして「良いものを身に付け、良いものを持つことが大切」ということも教わりました。「自分の体に合ったスーツを着ることや、ブランドもののペンを持つことが大切」であるということです。学生達には、オーダーメイドのスーツを着ることや何万円もするペンを持つことなど想像もできないことのようでした。しかし、彼らが社会に出ていろんな人と接する機会が増えたとき、その時初めて気が付くことなのかもしれないと思いました。事実、社会に出て働いている私にとっては、とても重要なことだということが理解できたのです。
机上研修を終え、いよいよ実務の研修。今回はレストラン研修とフロント研修を行いました。レストランでのサービスも、ホテルでの大事な仕事の一つです。お皿の下げ方、ナプキンのたたみ方からテーブルセットのやり方まで、細かく指導をしていただきました。レストランだけでなく、数名の学生はプールサイドのバーへ行っての研修も行いました。ここはグアムならではの研修!といったところでしょうか。レストランで働くスタッフが、バックステージでも笑顔で楽しそうにしていて、その笑顔のままお客様に接していることが、学生達にとってはとても驚きだったようです。表舞台でお客様に見せる笑顔もニセモノではないことが、はっきりと分かりました。働く環境が楽しいからこそ、お客様にも本当の笑顔で接することができるのです。


さて、フロント研修になると、学生達だけでなくホテルのスタッフからも少し緊張感が伺えました。それもそのはず、ホテルに来たばかりのお客様がまず向かうのがフロントであり、ホテルの「顔」といっても過言ではないセクションなのです。ここではチェックインの流れや館内の案内、エステやレストランの予約などが行われ、豊富な知識とスキルが求められるセクションです。様々な国からのお客様への対応も必要となるため、高い英語力も求められます。「グアムなら英語ができなくても大丈夫」と思っていらっしゃる日本のお客様もグアムには多く訪れるため、英語も日本語もできるスタッフは需要が高いと思われます。フロント研修の他にベルデスクでの研修を行い、お客様のスーツケースを預かったり運んだりする仕事も体験しました。お客様の私物がどのように運ばれて、どのように保管されているのか、今まで知らなかった裏方の流れを学びました。同時に、お客様の私物を扱うという緊張感も味わったようです。

研修終了後、ホテルの研修担当の方から修了証を1人1枚ずつ渡されました。たった1日の研修でしたが、内容は非常に充実したものとなりました。ホテル研修の他に、グアム島内見学でグアムの名所を巡り、グアムの歴史を学び、ビューポイントからのグアムの絶景に感動し、ビーチ散策でアクティビティを体験し、ポリネシアンディナーショーにも参加しました。それら全てが、日本人を魅了するグアムの魅力であるということを学びました。
「ホテルはビジネスか?それともホスピタリティーか?」これは国によって考え方が違います。サービス業にはマニュアルも正解もありません。お客様が満足すること、それらが全て正解につながるのです。
研修の内容は、参加学生にも大好評でした。この研修がキッカケとなって、就職活動にもより力が入っているようです。
リゾート地としてのグアムだけでなく、研修地としてのグアムにも注目してみてください。今まで触れたことのない、魅力的なグアムに出会えるかもしれません。
大阪営業所 秋吉美佳
新年早々アブダビ・ドバイへ行って参りました。近年注目されている旅行先ではありますがまだまだ日本からのお客様は多くありません。そこで今回はドバイのご紹介をしたいと思います。ご存知の通りドバイはアラブ首長国連邦(United Arab Emirates)を形成する7つの首長国の一つでアブダビに次ぐ面積を持ち、現首長(国王)は連邦の副大統領と首相を兼務しています。街の中心部には超高層ビルがいくつも立ち並び、ひときわ目立つのが最近の映画でも有名になった世界一高いビル、バージュ・カリファ(Burj Khalifa 地上828m 160階建て) *1です。人口の8割を外国人(200カ国から集まっています)が占めており、街中には巨大なショッピングモールがいくつも作られ、どこでも英語が通じ、歩いていてもニューヨークやロンドン、パリなどあまり変わらない雰囲気です。それでも街中で見かけるドバイ人の男性は頭に“グトラ(guthra)”と呼ばれるスカーフをかぶり純白のワンピース状の“カンドゥーラ(kandura)”を、女性は黒色のスカーフ“シェーラ(Sheyla)”で髪を隠し、黒色の裾の長いワンピース“アバヤ(Abaya)”を着ていますので、ここがアラブの町であることをあらためて思い起こさせます。UAE人は敬虔なイスラム教徒が多く戒律をよく守っている人たちなので街中はとても清潔で治安もよく保たれています。
それでは、そんな近代都市の中心部を離れ、アラブらしい砂漠をご案内したいと思います。高層ビルが立ち並ぶ中心部から1時間ほど走るともうそこは砂漠の世界です。ドバイでは各社がデザート・サファリと呼ばれる砂漠のツアーを実施しており、手軽に砂漠とアラブの文化を体験できます。通常砂漠のツアーは暑さを避け夕方から夜にかけ行われますので、15:00頃よりそれぞれ滞在のホテルまで4WD車が迎えに来ます。ドバイで4WDといえばトヨタのランドクルーザーが一番人気です。我々もトヨタのランドクルーザーに乗り込み砂漠へ向け出発。1時間ほどハイウェイを走ると砂漠の入り口へと到着します。ここで砂漠の走行に向けタイヤの空気を抜く作業を行います。これは柔らかい砂地にタイヤがめり込まないためと、砂丘を上り下りする際に車が跳ね過ぎないようにするために行うものです。空気圧の調整が終わったらいよいよ砂漠走行へ。大小の砂丘をジェットコースターさながらに豪快に駆け抜けながらキャメル・ファームへと向かいます。
ドバイでは世界最高賞金のレースのサラブレッドの競馬が有名ですが、別にラクダのレースも行われています。ここはその名の通りレース用のラクダの放牧場です。レースとは打って変わってのんびりと餌を食べているラクダたちを眺めた後は再び4WDで砂漠を走り抜けます。時間があえば途中砂漠に沈む夕日を見ることができます。見渡す限りの砂漠の先に沈んでゆく赤い夕陽をただひたすら眺めているだけでとてもゆったりした気分になれます。そうこうするうちに砂漠の中のキャンプサイトに到着。
キャンプサイトとはデザート・サファリを実施している現地の旅行社がそれぞれ所有している砂漠の中のオアシスです。夕食のバーベキューや、キャンプサイトでのアクティビティを行う基地のような役割を果たしています。キャンプサイトに到着するとまずはサンドボーディング(砂の上で行うスノーボード)やキャメルライディング(ラクダの背に乗って周囲を一周。ちゃんと引き綱で引いてもらいながらなので安心)があり、その他にサンドアート(色のついた砂を交互に瓶に入れながら絵を描いていくもちろん作品の販売もあります。)

鷹匠による鷹のデモンストレーション(砂漠の民は鷹を飼っていることが多い)などがありますが人気はヘナ・ペインティングといわれる刺青とシーシャとよばれる水タバコの体験です。へナ・ペインティングとはヘンナというミソハギ科のハーブの葉を乾燥させて粉末状にしたものを染料として手の甲などに模様を描くものです。最初は染料が少し盛られた形で模様が描かれますが、しばらくすると乾いて自然に剥がれ落ちてきます。そのあとには皮膚の上に茶色い色で描かれた模様が残ります。お風呂等で強くこすっても落ちませんが、1週間~10日ほどで自然に消えていきます。昔は結婚式の時の装飾等で使われていたそうです。次にシーシャ(水タバコ)ですがタバコの葉を糖蜜で固めフレーバー(ミントやアップルなど)をつけたものでこれに火をつけゆっくり燃やしながらその煙を独特の機器(これがシーシャと呼ばれます)を通して水をくぐらせて吸うものです。水を通しますので紙巻きとは違いタバコ特有の味や香りはしませんが、大きく吸い込まないといけない分普段タバコを吸われない方には注意が必要になります。吸い口はその都度交換したり、吸い口に巻いてある銀紙を取り替えながら吸いますので安心ですしばらくすると夕食がはじまります。チキンやマトン、ビーフ(イスラム教国なので豚肉は食べない)が焼かれ、サラダやアラブ独特のタブーレ(トマトやパセリ、玉ねぎ、ミントなどをみじん切りにしてレモン汁などで味付けしたサラダ)、ホブス(インドのナンのようなパン)などが並んでいます。食事が終わると真ん中の舞台でベリーダンスが始まります。ベリーダンスは本来トルコが発祥といわれドバイにはないのですが日も暮れて薄明かりのなかで妖艶に踊られるベリーダンスを見ているとまさに私たちがイメージするアラビアンナイトの世界を目の当たりにしているようです。ひとしきりベリーダンスを堪能するとキャンプサイトの明かりも消え始めデザート・サファリはお開きとなります。帰りはさすがに砂漠のアクロバット走行はなく、最短距離で突っ切って、それぞれのホテルに送り届けてくれます。(大体9時半から10時頃になります)
建国後わずか40年ほどで現在の繁栄を築きあげたドバイですが、先王シェイク・ラシッドは限りのある石油資源に頼ることなく外国からの資本を積極的に導入して今日のドバイを作り上げました。ただ、昨年からのヨーロッパの金融危機は各国から多くの資本を導入しているドバイにも暗い影を落としているのは事実です。ただ、われわれのイメージする黄金に輝くアラビアンナイトの世界を実現してきたのもドバイなのです。UAEには成田・関空・中部からエミレーツ航空(ドバイへ)・エティハド航空(アブダビへ)が就航しています。真夏(今は冬ですが)の夜の夢を体験しに一度訪れてみてください。かつてのアラブと今のアラブを一度に見ることができます。
*1 バージュ・カリファの展望台アット・ザ・トップは124階地上442mのところにあり現在のところ世界一の高さにある展望台ですが、今年5月22日に東京スカイツリーがオープンすると第2展望台が地上450mの高さになり世界一となります。
大阪営業所 石川